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    幸田村

    福岡の劇団HallBrothers・主宰幸田真洋の日記とか雑記とかいろいろ。

    プロフィール

    幸田真洋

    Author:幸田真洋
    劇団HallBrothers主宰・脚本・演出・役者。

    次回公演は2018年1/31~2/3
    @パピオビールーム大練習室
    キビるフェス~福岡きびる舞台芸術祭~2018

    『となりの田中さん』を再々演します!

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    2017.10
    13


    22:35
    Category : 
    最近、娘が自分の気持ちをはっきり主張するようになってきました。
    嫌なことは「イヤ」と言葉でも表情でも行動でも主張し、成長を喜ぶ反面、朝のバタバタしている時など大変です。

    髪をね、結ばせてくれないんですよ。

    前髪が目にかかってしまうから、なるべく髪を結んできてほしいと保育園から言われているので結ぼうとすると
    「イヤ」

    服を着替えるのも「イヤ」ご飯を食べるのも「イヤ」
    もうすぐ2歳ですからね。イヤイヤ期なんでしょうか。
    にしても大変です。

    今朝も髪を結ぼうとしたら「イヤ」
    どうにか服は着替えさせて、保育園へ行こうとしたら玄関に座り込んで靴を履きたがる。
    時間がある時は靴を履かせ、車まで一緒に歩いていくんですが、今日はあいにく時間がなく嫌がる娘を無理やり抱いて車へ乗せました。

    車の中で奥さんが髪を結ぼうとしたら「イヤ」
    いつもはアンパンマンの動画を見せていたら黙って結ばせてくれるんですが、今日はそれでも「イヤ」
    靴を履かせてくれなかったので、腹を立てているようです。

    保育園へ着き、奥さんが駐車場から園内へ連れていきました。
    いつもはそのルートもえっちらおっちら歩いて行くんですが、時間ないし靴も履いてないしで奥さんがイヤイヤ言う娘を抱っこしていきました。
    そのせいで、随分腹を立てたみたいで。

    いつもは園の入り口で先生にご挨拶をしたあと、ちゃんと振り返ってバイバイをしてくれるんですが、今日は奥さんが「バイバイ」と声をかけても振り返りもしなかったのだとか。

    困ったものですね。

    ただ、もう一度「バイバイ」と言うと、背は向けたまま、しかし手だけは「バイバイ」と振っていたそうです。



    ……かーわいっ。



    かわいくないですか?
    腹を立てながらもしれっとバイバイだけはするところ。
    もう、超かわいいですよね。


    ……と、親バカ全開の記事でした。


    おしまい。




    2017.10
    12


    22:34
    Category : 芝居
    芝居を作っていく時には「ダメ出し」をします。
    役者の演技やスタッフワークなどの改善したいポイントについてダメを出すわけですが、できるだけいいダメ出しをしたいといつも思っています。
    「そこがダメだよ」
    だけだと、何をどう改善すればいいのかわかりません。
    ですから、どうすればいいのかを具体的に表現しているのがいいダメ出しだと、僕は思っています。
    演出家によっては「改善策を考えるのは役者の仕事」と言って、とにかくイメージだけ伝える、後は役者で何とかやれよという方もいて、それはそれで一つの考え方です。どれが正しいというのはありません。
    僕の場合、劇団が未経験者歓迎!というアルバイト募集みたいなスタンスでいるので、ホントにたくさんの未経験者がやってきます。
    なので、そういう人でもわかりやすいようにできるだけ具体的に指示を出すようにしています。
    「そのセリフで一歩、そっちに動いて下さい」
    とか
    「そのセリフのトーンを一つ上げて下さい」
    とか
    「このタイミングで立ちましょう」
    とか、コアな演劇人が見たら「何じゃそりゃ!?」と憤怒しそうな単純な指示ばかりです。細かく段取りを決めるわけですね。
    「芝居は段取りじゃない!段取りに縛られたら死んでしまう!」
    というスタンスの人とは絶対に相容れない作り方をしています。
    こういうのばかりはよくないなあ、と僕も確かに思うのですが、芝居歴が短い人にあまり難しいことを言っても結局は改善しないことが多いのです。
    というわけで、できるだけわかりやすく、具体的にといのをいつも心がけているのですが……
    昨日の稽古でやってしまいました。だめなダメ出しを。
    その日は午前中学校の授業で、セリフを覚えてきてねといったのに覚えていなかった学生へプルプルしながら怒ったので、その余波が劇団の稽古でも続いていたのかもしれません。
    通し終わってダメ出しをしている時に言ってしまいました。
    「そこ、棒読みです」

    ……だから何だってダメ出しですね。

    役者ももちろん棒読みにしてやるぜ!と思って棒読みをしているわけではなく、何らかうまく気持ちを掴めなかったり、流れなかったりするわけで、その原因を共に考え、対策していくことが必要なわけですが、
    「棒読みです」
    と単に事実を述べられても困るわけですね。
    しかも演出家(僕)なんだか怒ってるし。そんなのでプルプルしながら
    「棒読みです」
    と言われても
    「はあ……すみません」
    としか言えないじゃないですか。

    家に帰って反省しました。

    事実を述べるだけなら演出家はいらないです。
    じゃあ、どうするのか。どうすれば棒読みじゃなくなっていくのかを演出するのが演出家の仕事なわけで、感情に任せて「棒読みです」とか言っている場合ではないのです。

    自戒を込めて、ここへ書き記しておこうと思います。

    そんな稽古真っ最中の『だめな大人』大分公演が近づいてきました。

    10/28(土)29(日)@AT HALLです。
    チケットまだ山ほどあります。
    そりゃそうですね。縁もゆかりもない初めての土地です。
    大分のみなさん、是非、劇場へ来てください。
    本番までにはいいダメ出しをちゃんとやって、きちんと芝居作っていきますので。



    2017.10
    11


    23:49
    Category : 日記
    先日、文学フリマに行ってきました。
    昨年に引き続きの出店でしたが、残念ながら昨年の方がたくさん売れました。うーん……

    昨年は劇団員の唐島くんにも手伝ってもらって、交代で売り子をやったんですが、これは唐島くんの力が必要だったってことですかね……

    今年は昨年の反省を生かして、なるべく目を引く工夫をしたつもりではいたんですが……



    とはいえ、嬉しいことがあって。
    昨年、たまたま『中央区今泉』の台本を買ってくれて、それでその後に『中央区今泉』のロングラン公演も観に来てくれた方がいたのです。
    「言葉が刺さります」
    と嬉しい感想も言ってくれました。
    (今年も『人間の種類』を買ってくれました)

    こういう出会いは文学フリマに出店していなければなかったはずで、こういうお客さんとたくさん出会っていく方法を考えなければなと改めて思いました。

    そういう点では持っていった次回公演のチラシは全てハケたので、それだけでも出店した甲斐はあります。
    だって文学・本好きがたくさん集まるイベントですからね。演劇に興味を持ってもらえる可能性はスポーツマンの中にチラシを撒くよりもはるかに上がるわけですから。

    福岡で演劇活動を始めて20年以上になりますが、お客さんを集めるというのはどこの団体も課題です。
    まあ、演劇って普通に生きているとなかなか接点のないものですからね。こちらが待っていてもお客さんがたくさんやってきてくれるということはありえない。僕たちがどんどん出ていって、色んな方法で演劇をアピールしなければいけないなと思っています。

    とはいえ、思ったように売れないとヘコみますが……

    来年もまた、今年の反省を生かして出店したいと思います。

    おしまい。






    2017.10
    10


    23:11
    Category : 日記
    今日は久々にまとまった時間が取れたので、朝から台本を書こうとはりきっていました。
    心が散らかっている人は部屋も散らかっているというじゃないですか。
    なので、ソファーの上に放置していた溜まった洗濯物をたたむことにしました。
    丁寧にたたんでいると心も落ち着きますしね。台本へ向かう集中力も高まるというものです。

    と、奥さんが入ってきました。
    「台本、どっかお店行って書く?」

    ……コーヒー一杯300円でも鬼のように怒る奥さんからまさかの発言。

    「いや、掃除したり洗濯物干したり、バタバタするけん邪魔かなーと思って。」

    ……なんだかんだ言ってもいい奥さんなんです。ちゃんとわかってる。心が温かくなりました。
    しかし、洗濯物たたんで集中力を高めているところだったし、そんな優しい奥さんの側の方が頑張れるんじゃないかと思い、今日はうちで書くよと断りました。

    洗濯物をたたみながら音楽でもかけます。
    集中力、いい感じです。

    と、またもや奥さんが入ってきました。
    「これ、どう?」
    奥さんはドレスを着ています。
    実は来週の日曜日、兄の結婚式があるのですが、そのドレスを選んでいたようです。

    「いいね。若く見えるよ。」

    穏やかな気持ちでポジティブな感想を述べたつもりだったのですが……

    「そんなんどうでもいいけん。そうやなくて親族として軽くない?」

    ……いきなり怒り出しました。
    どうやら、見てほしいポイントが違ったようです。

    「ああ……そうね、ちょっと軽い……のかもね……」

    正直、僕にはよくわかりません。
    別にそれでいいやん、と出かかった言葉を飲み込みました。

    「もっと丈が長い方がいいかな?」
    「ああ……そうね……」
    「あー、もうそれやったら実家まで取りに行かないかん!」

    ……いや、僕に怒られても。

    「いいや、わかった。ありがとう(と外へ出ようとして)ちょっと、なんでその上に乗っとうと!?」
    「え?」

    僕の足元にはフロアマットがたたんで置いてありました。
    この後、夏の間敷いていたゴザを片付けて、敷き変えるように奥さんが用意していたようでした。
    そのマットが置いてあったのは僕の洋服がしまってある押入れの下で、たたんだ洗濯物をしまっていた僕は知らずにそいつを踏みつけていたのでした。

    「今から敷くのに何で踏むとよ!」



    ……結局、外へ出て台本を書くことにしました。




    おしまい。


    2017.10
    09


    23:37
    Category : 日記
    今日は奥さんが仕事だったので、娘と2人で近くのイオンにあるキッズーナに行ってきました。

    ボールプールがあったり、トランポリンやすべり台、絵本に車や電車のおもちゃ、ゲームなど子どもが楽しめるものがたくさんあり、多くの親子連れで賑わっていました。

    で、その中で思ったんですが……子どもと一緒に遊んでいるお父さん率が非常に高い。

    僕の幼い頃はそれほど父親の育児参加はなかったように記憶しています。休みの日のお父さんは家でだらーっと寝ている、みたいなイメージがあったんですが、現代は違いますね。

    率先してお父さんたちが遊んであげていました。

    しかも、娘が鉄道のおもちゃで遊んでいたんですが、その周りにもたくさんのお父さんたちがいて「ポッポー」と「シュシュシュシュシュ……はっしゃー」とか猫なで声で子どもたちに語り掛けていて、ああ、現代の男性というのは子煩悩だなあと。
    時代は変わるものですね。

    その帰り道、エスカレーターへ向かっていると自動販売機コーナーに男子中学生が5人たまっていて、何やらきゃっきゃと騒いでいます。
    と、
    「でも、手つないだっちゃろ」
    という言葉が漏れ聞こえてきて、回りの子たちが囃し立てていました。

    青春ですねー。

    好きな子の話でもしてるのでしょう。
    しかし、おそらく好きな子と手をつないだであろう男の子は
    「マジで何考えとうかわからん」
    と浮かない顔をしていました。
    手は繋いだけど、その先に進んでいいものかどうなのか確証が持てずに悩んでいるんでしょう。きっと女の子の気持ちがわからないんですね。
    こういうところは時代が変わっても変わらないところなんでしょうね。
    微笑ましい思いで見ていると、娘がだっこをせがんできました。
    娘をだっこしながら、しかしこの子があんな男たちと手を繋ぐ歳になったら……と想像すると、胸がざわざわしたので強く抱きしめました。
    娘は「いや」と険しい顔をしました。

    おしまい。