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    幸田村

    福岡の劇団HallBrothers・主宰幸田真洋の日記とか雑記とかいろいろ。

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    幸田真洋

    Author:幸田真洋
    劇団HallBrothers主宰・脚本・演出・役者。

    次回公演は2018年1/31~2/3
    @パピオビールーム大練習室
    キビるフェス~福岡きびる舞台芸術祭~2018

    『となりの田中さん』を再々演します!

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    2017.10
    16


    23:26
    Category : 日記
    昨日の結婚式は娘を連れての参加だったんですが……いやー、大変でした。
    1歳10カ月ですからね。娘からしたら何のこっちゃという感じですよね。
    朝早く起こされ、いつもとは違う着飾った洋服を着せられ、バスに乗せられて、結婚式から披露宴……よくわからないだろうし、退屈だっただろうなと思います。
    退屈でも大人しく座っていてくれればまだラクなんですが、そう簡単には行きません。
    バスの中でもチャペルでも披露宴会場でもあっちこちへ行こうとモゾモゾモゾモゾ……
    大騒ぎすることはなかったんですが、気を紛らわせようとあやし続ける奥さんが大変そうでした。
    おかげでせっかくの料理もなかなか食べられず、奥さんかわいそうだなと思っていたある時、娘が「ちっこ」と言い出しました。
    家ではおまるで用を足している娘ですが、愛用のアヒルちゃんはここにはありません。
    「アヒル、今日はないよ。オムツにしていいよ。」
    と言っても娘は「ちっこちっこ」と首を横に振るばかり。
    ほとほと困っている奥さんを見て、ハッと思いつきました。
    おまるでできるんだから、普通の便器でもできるんじゃないか、と。
    もちろん、支えておかないとすっぽり便器に落ち込んでしまうので、奥さんが僕がついていなければいけないわけですが、ここは僕がトイレへ連れて行けば、その間に奥さん、ゆっくり料理を食べられるじゃないか、と。
    その事を奥さんに伝えると
    「まだ便器じゃしきらんよ」
    と反対されました。しかし「ちっこちっこ」とモゾモゾする娘をあやしていては、せっかくの料理を味わうチャンスを逃してしまいます。

    ここは夫として役に立たなければいけない。

    僕の中で突如使命感が湧き上がりました。
    いや、いつも思っているんです。良き夫、良き父親でありたいと。
    しかし、なかなか活躍の場がないのも事実。
    が、今、正に今がその場ではないですか。

    「大丈夫。連れて行ってくる。」

    反対する奥さんをよそに娘を抱き抱えてトイレへ行きました。

    個室に入り、オムツを脱がせ、両脇を抱えて便器に座らせました。
    「いつものようにしていいよ。」
    と優しく言葉をかけると、

    ギィヤァァァァァァー!

    ものすごい声で泣き始めました。

    ……怖かったんでしょうね。
    そりゃそうですよね。
    両脇を抱えられているとはいえ、大人用の便器は不安定ですもんね。足だって宙に浮いているわけだし、とても落ち着いて用を足せるわけないですよね。

    とはいえ、激しく泣きじゃくる娘を連れて戻るとかえって大変になるし、少しでも料理を味わわせてやらねばと妙な使命感はどんどん燃え上がって、
    「大丈夫。ここでしていいよ。」
    と粘ってみたんですが、まあ、できるわけないんですよね。
    「ママ、ママ、」
    と娘は助けを求めて半狂乱になるし、狭い個室の中で汗だくになりながらどうにかオムツだけ変えて外へ出ると、そこには奥さんの姿が。
    「だけん言ったやん」

    奥さんはトイレの前でずっと待っていたそうです。
    ということは結局、料理を食べていないけで、単に娘が怖い思いをしただけというかわいそうなことになってしまったのでした。

    ……良き夫、良き父親への道は遠いですね。

    っていうか、娘は絶対「余計なことすんなこのクソ親父」って思ってますよね。ええ。