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    幸田村

    福岡の劇団HallBrothers・主宰幸田真洋の日記とか雑記とかいろいろ。

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    幸田真洋

    Author:幸田真洋
    劇団HallBrothers主宰・脚本・演出・役者。

    次回公演は2018年1/31~2/3
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    キビるフェス~福岡きびる舞台芸術祭~2018

    『となりの田中さん』を再々演します!

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    2017.09
    27


    03:47
    Category : 日記
    前回更新より約2ヶ月も経ってしまいました。
    面倒くさがりのこの性分、なかなか治らないですね。

    さて…

    夕方、奥さんが洗濯物を取り込んでいる時の話。

    「棒なおしとってくれん?」

    と声を掛けられました。

    棒とはベランダに置いてある物干し竿のことです。
    我が家では物干し竿が雨ざらしになって錆びてしまうのを防ぐため、逐一、室内へしまっているのでした。
    「なおしとって」は博多弁で「しまっておいて」のこと。
    つまり奥さんは
    「ベランダに置いたままにしてある物干し竿を室内へしまっておいて」
    と言ったわけですね。
    いつものことなので、僕は
    「ああ、うん」
    と答えました。
    その後、少ししてから今度は
    「足拭きマットのとこカメムシが転がっとうけん」
    と言われました。
    最初僕は何のことかわからず、ん?と戸惑ってしまいました。
    その時ちょうど洗ったばかりのシーツをベッドへセッティングしていたのですが、ベッドの下、ちょうどベッドから足を降ろした辺りにもフロアマットが敷いてあります。
    なるほど、これのことか!と思い、視線をやりつつ
    「え?ここ?」
    と答えました。
    すると物凄い形相で
    「あなたの部屋の、」
    と怒られてしまいました。

    物干し竿があるベランダへは僕の部屋から行きます。
    掃き出し窓の下にはフロアマットが敷いてあり、そのことを言っているのかとようやく気づきました。

    奥さんの中では

    奥さん「ねえ、あなた。ベランダにかけたままの物干し竿をしまってほしいの。」
    僕「わかった。」
    奥さん「あ、ベランダに出る際、足元のマットのそばにカメムシの死体が転がってるから注意して。」
    僕「オーケー。気をつけるよ。」

    というつもりで喋っていたようでした。
    しかし、実際に発せられた言葉は

    奥さん「棒なおしとってくれん?」
    僕「ああ、うん」
    奥さん「足拭きマットのとこカメムシが転がっとうけん」
    僕「…は?ここ?」
    奥さん「あなたの部屋の」

    です。

    こうやって書き連ねると文脈から
    「足拭きマットは竿が置いてあるベランダへ出るための僕の部屋の掃き出し窓下のフロアマットのことかな?」
    と推測もできますが、実際の会話だと(しかもこちらはシーツのセッティング中)咄嗟にはわからないものです。
    しかも最初の「棒なおしとってくれん?」からやや間があって「足拭きマットのとこ〜」ですからね。この間が一旦会話を終えて、新たな話題が始まったと錯覚させるものなのです。

    書き出してみます。

    奥さん「棒をなおしとってくれん?」
    僕「ああ、うん」

    僕はシーツをセッティングしている。
    奥さん、洗濯物をたたんでいる。
    少しの間

    奥さん「足拭きマットのとこカメムシが転がっとうけん」
    僕「…は?(足元のフロアマットを見て)ここ?」
    奥さん「(鬼の形相)あなたの部屋の」


    …これ、僕が怒られることですかね?

    奥さんの中では

    奥さん「ねえ、あなた。ベランダにかけたままの物干し竿をしまってほしいの。」
    僕「わかった。」
    奥さん「あ、ベランダに出る際、足元のマットのそばにカメムシの死体が転がってるから注意して。」
    僕「オーケー。気をつけるよ。」

    と説明過多な芝居のセリフみたいなイメージだったようですが、間はあるしそもそも言葉が足りないしシーツのセッティング中だしで、わからなかったとしてもしょうがないじゃないですか。

    しかし、めっちゃくちゃ怒られてしまいました。

    もうそんな怒るなら説明ゼリフくらい説明してよ!と言いたいところでしたが、とてもそんなことが言える雰囲気ではありません。

    平謝りして部屋へ行くと、フロアマットのそばにひっくり返ったカメムシの死体が転がっていました。
    外へ投げ捨てようかと思いましたが、明日の我が身のようで、ティッシュで丁寧に包んで葬ってあげました。

    おしまい。