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    幸田村

    福岡の劇団HallBrothers・主宰幸田真洋の日記とか雑記とかいろいろ。

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    幸田真洋

    Author:幸田真洋
    劇団HallBrothers主宰・脚本・演出・役者。

    次回公演は2018年1/31~2/3
    @パピオビールーム大練習室
    キビるフェス~福岡きびる舞台芸術祭~2018

    『となりの田中さん』を再々演します!

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    2014.11
    14


    23:59
    Category : 日記
    明日・15日は誕生日なんです。僕の。37回目の誕生日。
    で、今日、専門学校での授業でした。
    この学校でお芝居を教え始めてはや4年。これまで3年間の11月15日は、生徒から誕生日を祝ってもらっていました。
    「オレの誕生日は11月15日だぜ~」
    などと自分から言ったことは一回もありません。
    それでも、過去3年間の生徒たちはどこからか僕の誕生日を調べ、11月15日にはサプライズで祝ってくれたのでした。
    授業が始まり、いつものように発声練習などの基礎練習に取り掛かろうとすると、
    「ちょっと待って下さい!」
    と声が上がり、
    「ハッピバースデー、トゥー、ユー」とクラスみんなで歌を歌いながらプレゼントを持ってきてくれるという、おじさん泣かせの演出が毎年繰り返されてきたのです。

    いやー、ね、ホントかわいい生徒たちですよ。

    一年目は本当にびっくりしました。
    自分でも誕生日なんて忘れていて、普通に授業を始めようとしたら「ちょっと待って下さい」の声。
    「え、なんかマズイ事でも言った?これは生徒たちの反抗か!?」
    と身構えたりもしたりして・・・まさか誕生日を祝ってもらえるとかね。

    一年目の生徒とは意識して距離を取っていたこともあって、本当に驚きました。

    二年目の生徒たちは、クラス全員がメッセージを書いた色紙をくれたりして。
    もう、本当に照れ臭かったですけど、今でもちゃんと部屋の中に飾ってあります。
    その瞬間は(照れ屋なので)そっけない態度を取ってしまいましたが、とても大切なものです。

    三年目は2クラスを担当していて、一年目・二年目と比べると生徒との距離が遠い気がしていたので、まあ、そういうのはないのかなーと思っていたんですが、ちゃんと祝ってくれました。
    僕の方で勝手に生徒との距離が遠いと思っていたので、余計に嬉しかったです。

    そして、今年。

    明日・15日の土曜日は授業がないので、何かあるとしたら今日かな、と思ってしまいました。

    いや、もう、そんなことを思うことがいやらしいというか、あさましいんですけど、でもまあ、やっぱり学生から祝ってもらうと嬉しいものなんです。
    しかも自分から「誕生日はいついつだよ」なんて言っていないのに、いつの間にか調べて準備しているというその気持ちがね、なんか嬉しいじゃないですか。

    過去3年そうだったから、ついつい期待してしまいました。そんなことで期待する、小さいくて浅ましい男なのです僕は。

    で、授業が始まりました―特に何もありません。

    ・・・まあ、そうですよね。
    過去3年がそうだったからって、今年がそうとは限らない。
    大体ね、まだハタチにもなっていない学生に求めるというのがね、もう、大人として卑しい感じがしますよね。

    というわけで、授業中はすっぱり忘れていました。忘れるようにしました。

    まあ、37だしね。祝ってもらう歳でもないやろ、なんて自分に言い聞かせたりして。

    そして授業後。
    平素から「幸田先生、大好きです。」なんて言ってくれる女の子が僕のもとへやってきました。
    「幸田先生~」

    なんだよ、もう。
    授業中だと照れくさかったのかよ。しょうがないなあ。いや、ね、大体僕はそんな誕生日のナントカなんて期待してないんだよ、いや、ホントに。
    と、心の内で自分に言い聞かせながら、
    「なに~?」
    と返事をすると、
    「○○(同級生)が17日誕生日なんです。なんで、これにメッセージ書いてもらっていいですか?」
    とメッセージカードを渡されました。

    ・・・お、おう。

    そりゃ、ま、書くけどさ。
    僕、実は誕生日明日なんだよね・・・なんて事は当然、言えませんでした。




    ああ、もう!
    そんな事思う自分がホントに、あさましい!!