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    幸田村

    福岡の劇団HallBrothers・主宰幸田真洋の日記とか雑記とかいろいろ。

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    幸田真洋

    Author:幸田真洋
    劇団HallBrothers主宰・脚本・演出・役者。

    次回公演は10月末。
    劇団初の県外公演です!

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    2014.09
    21
    Category : 芝居
    劇団HallBrothers『家中の栗』の本番が近づいてきました。
    稽古も佳境…というほどではないですが、まあ、だんだんと形ができてきつつあります。

    今回の芝居は会話劇です。
    会話劇とは簡単に言えば、会話で見せていくお芝居で、派手にアクションしたりとか、踊ったりとか、歌ったり…なんてことはありません。
    地味に会話しているだけです。

    と書くと簡単そうに見えますが、「普通に会話する」というのは結構難しい。

    「演技」となるとどうしても力んでしまったり、「これが演技だ」みたいなヘンなイメージの刷り込みがあったりして、なかなか「普通」にはいられないものなのです。

    前述したように地味な会話劇なので、とにかく会話が命、嘘くさくなってしまうとアウトなわけですが、どこか芝居くささが漂ってしまうことがある。

    今日の稽古もそこのところで何かいい方法はないのかと悩んでいたのですが…はたと思い出しました。

    「役者に何か作業させるといいよ」

    昔、平田オリザさんがそう言っていたと、人づてに聞いたことがあります。人づてです。もちろんですが、直接本人から聞いたわけではありません。

    役者に何か作業をさせながらセリフを喋らせると、うまく意識が分散されて力が抜けると、そういう理屈だった気がします。

    じゃあ、早速やってみるかということで、お菓子をボリボリ食べてもらいながらシーンを演じてもらったのですが…なるほど、確かにいい感じに力が抜けて自然になりました。

    セリフを喋りながらお菓子を取り出し、袋を破って、ボリボリ食べる。時には人にあげたりする。
    その間もセリフを止めることはなく、リズムよい会話を続けてもらいます。

    さっきまではどうも芝居ががってるなあ、と思っていたシーンが、その辺で喋っている人を覗き見ているような自然な感じになりました。

    これは、使えます。

    今回はお菓子を食べる、という行為でしたが、掃除をするとか、洗濯物をたたむとか、何でもよいと思います。
    とにかく継続して行う作業であれば何でも。

    ただ、今回のお菓子の場合は食べ過ぎて太ってしまうかもしれない、という危険性はありますが…

    しかし、うちの役者たちは喜んで食べていました。

    芝居がよくなるのは嬉しいですが、ちょっとは自制しろよ、とも思ったものです。

    おしまい。



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