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    幸田村

    福岡の劇団HallBrothers・主宰幸田真洋の日記とか雑記とかいろいろ。

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    幸田真洋

    Author:幸田真洋
    劇団HallBrothers主宰・脚本・演出・役者。

    次回公演は2018年1/31~2/3
    @パピオビールーム大練習室
    キビるフェス~福岡きびる舞台芸術祭~2018

    『となりの田中さん』を再々演します!

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    2014.07
    25


    23:59
    Category : 日記
    九州戯曲賞大賞をいただきました。

    九州戯曲賞とは?→こちら

    先日・21日に、『となりの田中さん』で九州戯曲賞大賞をいただきました。
    もっと早くここで報告しようと思っていたんですが、日々の雑事に追われて遅くなってしまいました。すみません。

    さて・・・

    やっと、ようやく、戯曲賞をいただきました。
    九州戯曲賞には過去4回応募していたんですが、一次選考すら通過せず、つまり全くかすりもせず落選続きでした。
    それが今回、初めて最終選考に残ったと思ったら、大賞までいただいて・・・素直に嬉しいです。

    高校生の頃から数えたら、40本近くの戯曲を書きました。
    そういえば、今回、僕ともう一人、現役大学生の木下智之さんが同時受賞なんですが、彼は19歳で、なおかつ戯曲を書いたのは5本目くらいだそうです。
    この差・・・僕は彼の8倍近くも書いてやっとですから、なんというかもう、才能の差に悲しくなったりもしました。

    しかし、たくさん書いてはじめてわかったこともあります。
    そして、僕にはそれだけの時間が必要だったんだろうな、とも思います。

    今思い返してみると、以前は本当に何も考えずに書いていました。
    「あ、これいいんじゃない?」とパッと思いついたことを安易に書き連ねるだけ。それではいい戯曲など書けるわけがない。
    戯曲を書く上で考えなければいけないことはたくさんあるんですが、そんなものはおかまいなしに、フィーリングでだらだらと書き連ねるだけでした。
    それなのに何故だか妙な自信だけあって・・・要は井の中の蛙だったのです。

    そういう鼻っ柱をへし折ってもらうためにも、こういう戯曲賞は必要だと思います。
    少なくとも僕には必要でした。

    お客さんは優しく、温かいですから、ヘタな芝居でも見守ってくれます。
    が、戯曲だけを判断される戯曲賞では、演出や役者でなんとかごまかせていた(本当はごまかせていないんですが)場所も、ごまかせない。
    それで自分の弱点に気付く、考えの浅薄さに気付く。
    僕は残念ながら直感だけで優れたものが書けるような才能はないので、少しずつ学んでいく時間が必要だったのです。

    というわけで、時間かかりました。
    しかし、その分、嬉しさ倍増です。

    ずっと、はしゃいでいます。
    5日経った今でもはしゃいでいます。
    もうなんだか大物になった気分で、俺は何でも書けるぜ!とアゲアゲな気分なんですが、次回作を書こうとパソコンを開いたら一行も書けませんでした。
    うぐぐ・・・

    ・・・そりゃそうですね。
    戯曲賞をいただいたからといって、いきなりスラスラ書けるようになるわけではないですからね。
    なのに大物になった気分になってしまうところが小物の証。まざまざと現実を見せつけられました。
    これからも、しっかり地に足をつけて、一歩一歩、努力していこうと思います。

    そして、受賞できたのは僕一人だけの力ではなく、今までいろいろなことを教えてくれた人たちのおかげでもあります。

    DDシアターで戯曲の基本的なことから徹底的に教えてくれた土田英生さん、戯曲講座で学ばせてもらった泊篤志さん、松田正隆さん、
    「これこれこういうところが面白くない」と文句ばかり・・・もとい、忌憚ない意見をくれたかつての劇団員たち、
    「こういうキャラクターが似合いそうだな」といつも想像力を刺激してくれる今の劇団員たち、
    さまざまなアドバイスをくれた福岡演劇界の諸先輩方や僕なんかより面白い芝居をたくさん作り、嫉妬とやる気を提供してくれる若い演劇人たち、
    お金にならない演劇を続けていても(あまり)文句を言わない両親やら、奥さんやら、奥さんの両親やら、
    そして毎回観に来てくれる大切なお客さんたち・・・まあ、本当にいろいろな人の手助けがあってのことだと思います。
    今まで関わっていただけた方すべてに感謝です。
    今までのもろもろがあるから、今の僕がある。
    そのことを忘れずにやっていこうと思います。

    それから・・・彼。
    『となりの田中さん』は彼の存在なしには成立しなかった。
    ちっとも更新していませんが、いろいろありました。シリーズに登場する彼です。Aです。

    Aがモデルになっている登場人物が、『となりの田中さん』では重要な存在になっています。
    Aとのあれこれがあったからこそ、『となりの田中さん』は生まれた、といっても過言ではない。
    あの時は相当迷惑でしたけど、今は一緒にお酒でも飲みたい気分です。いや・・・やっぱり嫌だな。

    というわけで、これからも頑張ります。
    Aに感謝の意をあらわすべく、いろいろありました。シリーズも更新します。たぶん。