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    幸田村

    福岡の劇団HallBrothers・主宰幸田真洋の日記とか雑記とかいろいろ。

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    幸田真洋

    Author:幸田真洋
    劇団HallBrothers主宰・脚本・演出・役者。

    次回公演は10月末。
    劇団初の県外公演です!

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    2012.10
    26
    おととい書いた「いろいろあったこと」の続きを書かなければいけませんね。

    住んでいた集合住宅の階下の住民とトラブルになって、最終的には鍵穴へボンド入れられ、消火器を撒かれたわけですが、そこに至る経緯をぼちぼちと書いていこうと思います。

    まず、階下の住民を正確な名前で呼ぶわけにはいかないので、ここではとりあえずAとしておきましょう。

    Aが引っ越してきたのは今年の2月か3月くらいだったかと思います。
    Aの部屋にはAだけではなく、同棲している彼女がいました。
    僕が最初に対面したのはAではなく、この彼女の方でした。

    3月の終わりごろだったかと思いますが、まだ寒い日の明け方、5時くらいにチャイムが鳴りました。
    こんな時間に誰だと思いながらインターホンを取ると、女性の声でオートロックを開けてほしいと聞こえました。
    「犬の散歩に外へ出たんですけど、鍵を忘れてしまって・・・。部屋の中にツレがいるんですけど、寝てしまったみたいでインターホンに出てくれないんです・・・」
    そら大変だと思ってすぐにオートロックを解除しました。

    10分くらいして、今度は部屋のチャイムが鳴りました。
    ドアを開けると、さっきの女性が立っていて、ヌッと福岡市指定のゴミ袋を差し出しました。
    「これ・・・お礼に・・・」
    「あ、ああ・・・」
    年の頃は30前後でしょうか、長い髪にはゆるくウェーブがかかっていて、パッと見た目は女性らしい、かわいい感じの人でした。
    が、体が冷え切っていたのか青い顔をしているし、なにより目の下のクマが尋常じゃなく濃い。
    それでもってゴミ袋をヌッと差し出してくるので、ちょっとおかしいんじゃないのかこの人、と僕の中で何かが言いました。

    「あ、どうも・・・」
    女性はヌッ、ヌッ、とごみ袋を差し出してくるので、とりあえずは受け取りました。
    「ホント、すみませんでした・・・」
    一しきり謝辞を述べたので「じゃ・・・」とドアを閉めようとすると、
    「あの・・・なんか水道使うとスゴイ音がしません?」
    と言ってきます。
    「え・・・?いや、別に・・・ちょっとわかんないですけど・・・」
    「なんか、水道使うと、ガガガってすごい音がして・・・え、ウチの部屋だけですか?」
    「さあ・・・ちょっとわかんないですけど・・・」

    女性の部屋(正確にはAの部屋なんですが)は一階で、部屋の前には集合住宅全部の給水タンクが設置してあります。
    なのでそれがうるさいのではないかと思い、とりあえず管理会社に連絡してみては?と提案しました。
    「そうしてみます・・・」
    女性は頭を下げて、自分の部屋へ戻っていきました。

    そしてその日の夕方。再び部屋のチャイムが鳴りました。
    ドアを開けると、痩身の長髪男が立っています。
    年齢は僕と変わらないようにも見えたし、自由な感じというか、まっとうな社会人ではない雰囲気から年下のようにも見えました。
    片足重心で、決してお行儀がよいとは言えない態度です。
    「あの女性の彼氏だ」とピンと来ましたが、文句でも言われるのかと思ってビクビクしていると
    「悪かったね。朝は。ツレが世話になったけんさ、」
    と、一応、礼を言いに来たようでした。
    しかし、ハスに構えた立ち方と面構えから不健康なオーラがムンムンと立ち上がり、彼女と同じく目の下には尋常ではないクマがあります。
    「こいつは危険だ!」と僕の中の警戒音が激しくなりました。

    つづく。


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