RSS
    Admin
    Archives

    幸田村

    福岡の劇団HallBrothers・主宰幸田真洋の日記とか雑記とかいろいろ。

    プロフィール

    幸田真洋

    Author:幸田真洋
    劇団HallBrothers主宰・脚本・演出・役者。

    次回は

    HANARO project vol.4『セレモニー』演出 6/30~7/2

    劇団HallBrothers公演は10月ごろ

    最新記事
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    最新コメント
    リンク
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QRコード
    Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
    --.--
    --


    --:--
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    2012.06
    16
    Category : 日記
    昨日の稽古に、元劇団員の長島君が遊びに来ました。
    稽古後、
    「新人二人はどう?」
    と問うと、
    「僕が新人の時よりうまいんで、すごいと思いますよ。」
    と言っておりました。

    確かにそんな感じはします。
    長島君がHallBrothersで初舞台を踏んだのは2007年のことで、今から4年も前の話です。
    当時の彼は彼の言う通り、今の新人たちと比べると達者とは言えなかった。
    しかしそれは、長島君の才能云々よりも、演出である僕のせいであることが大きかったなと思います。

    役者というのは、演出家次第で全く違ってくる。

    4年前と比べると僕の演出能力が著しく伸びた、と胸を張って言うことはできませんが、少なくとも演出方法は変わったし、僕自身の人間の幅は広くなった。
    そういうわけで、今の僕が仮に4年前の長島君を演出したとしたら、もっと彼の素材を生かすことができたはずです。

    素材を生かす。
    これが4年前の僕はできなかった。
    今も完璧にできているとは言えませんが、4年前よりはできるようになったし、そもそもそういう視点を持てるようになった。
    ここが大きな違いだと思います。

    もっと彼自身の素材を生かすことができれば、4年前の彼も今の新人と変わらないくらいのびのびとできたはずです。

    素材を生かす。
    言葉でいうのは簡単ですが、いざ実行しようとするとなるとなかなか難しい。
    4年前だって言葉くらいは頭の片隅にあったはずですが、今思うとまるでできていなかった。
    だいぶ無理をさせていたなと思います。

    長島君と話しながら、そんなことを考えました。
    そして、
    「というわけだから決して君はへたくそだったわけではないんだよ、俺がうまくやれてなかったんだよ、ごめんね。」
    と言おうかと思いましたが、まあ、もう辞めっちゃったんだし、いいか、とスルーしてしまいました。
    なので、長島君はコンプレックスを抱えたまま帰ったかもしれません。
    ・・・ごめんね!


    さて・・・
    あと少しだけ演出の話に触れようと思いますが、最近は決して無理はさせなくなりました。
    昔はどうにかこうにか自分色に素材を味付けしようとして、結果的にあまりおいしくないものができてしまっていたわけですが、今はその素材そのものの味を大事にしようとしているわけです。
    しかし、ここで大事なのは、だからといって僕の料理の腕前が上がったわけではないということですよね。

    素材の味は知った。へたくそな腕で料理けするよりも、そのまま出した方がおいしいことを学んだ。
    ですがそれは素材の味を知っただけで、僕の料理レベルが向上したわけではない。
    なので、演出能力が著しく向上したわけではないのです。
    ここが、難しい。
    まあ、ごまかしかたを覚えただけかもしれませんよね。料理人としての腕は上がらないままに。
    おおお。だめじゃん。

    なんてことを考えました。とさ。











    Comment

    非公開コメント

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。