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    幸田村

    福岡の劇団HallBrothers・主宰幸田真洋の日記とか雑記とかいろいろ。

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    幸田真洋

    Author:幸田真洋
    劇団HallBrothers主宰・脚本・演出・役者。

    次回公演は10月末。
    劇団初の県外公演です!

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    2011.07
    02
    Category : 日記
    今、専門学校で演技を教えているんですが、実演として、来週の金曜日にコントの発表会をやるんです。
    僕が書いたしょうもないコント。コントレベルとしてはたいそう低いものです。
    しかしそれを学生たちは一生懸命取り組んでくれる。
    今日は授業はなかったんですが、学生たちは自主練習をするというので付き合ってきました。

    まあ・・・学校に入るまでは演技なんてやったことがないという若者たちですから、びっくりするほど芸達者ということはないです。
    それでも、日々、懸命に取り組み、少しずつですが進歩している姿を見ているのは本当に楽しい。
    僕のしょうもないコントを面白がって懸命にやってくれる。
    おそらくそれは、初めて人前で何かを演じるというフレッシュさゆえなのですが(玄人はたぶん「こんなコントやってられるか!」と投げ出してしまうほどレベルの低いものですが)、どんなものでも楽しんで懸命に取り組んでくれるのはありがたいものです。
    そして、その姿に心を打たれたりします。

    長く演劇を続けていると、自分の世界観や審美眼が生まれてくる。それは当然あっていいものですが、逆にすべてのものを等しく楽しめなくなるようになる。
    「ああ、これは大したものじゃないな。」と最後まで見ずに判断してしまうことが出てくるのです。
    それが悪いとは思いません。むしろ、それがなくていつまでもフレッシュなままだとただのバカなような気もしますし。
    やはり作り手という立場でもの見ると審美眼は持たないといけない。それが自分の作品づくりにも反映されるのですから。

    しかし、いち観客として見る場合、レベルが高かろうと低かろうと、楽しみ尽くしたい。せっかく見るからには、骨の隋まで楽しまないとソンだと思います。
    そのためには、経験と偏見で判断してしまうのではなく、フレッシュな感性がいる。
    今、初めて作品づくりというものに向き合う学生たちにはそれがあり、それを目の当たりにするにつけ、ああ、僕にはもうフレッシュな感性はないのだなあということを思い知らされるのです。
    ま、ね、ないものねだりというか・・・初めてキスした時の気持ち・感覚に戻りたいと言ってるようなものですからね。それは無理なんですけど。

    それでも・・・できるだけフレッシュでいたいなあ、と思うのでした。



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