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    幸田村

    福岡の劇団HallBrothers・主宰幸田真洋の日記とか雑記とかいろいろ。

    プロフィール

    幸田真洋

    Author:幸田真洋
    劇団HallBrothers主宰・脚本・演出・役者。

    次回公演は2020年5月の予定。
    その前に……2020年3月九州ビジュアルアーツ俳優学科卒業公演『君の背中のナップサック』作・演出。

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    2019.11
    10


    23:18
    Category : 
    娘と登山に行ってきました。
    近所にある天拝山。標高254m。往復3km、1時間〜1時間半あれば往復できるそうです。
    僕は今まで行ったことなかったんですが、娘は10月ごろ保育園でも登山があり、経験済み。まだ年少さんなので三合目までだったそうです。
    今日は頂上まで登ると意気込んでいました。

    毎朝の散歩で登る人もいるらしく、登山というよりハイキングという趣きだそう。
    とはいえ、往復1時間も1時間半もかけて山登りなんて、40を越えた身には辛い。
    せっかく久しぶりの休みだし、家でゴロゴロしたいなーと言っても「いやだいやだ」の大合唱。
    しょうがないので連れていくことにしました。

    登山道は整備されていて、大変登りやすく、この日もたくさんの人が登っていました。
    短パンにTシャツの人や赤ちゃんを抱っこした人もいて、保育園児でも問題なく登れそうです。
    娘はどんぐりを拾いながら元気に登っていきます。
    僕は……日頃の運動不足がたたって、登りやすいとはいえ肩で息をしながら進みます。

    そうこうしていたら、三合目に着きました。
    記念の写真を撮って、さあ出発しようとしたら
    「行かない。」
    「……え?頂上まで行くって言ったやん。」
    「行かない。こわい。」
    「こわい?」
    「暗いからこわい」
    登山道は頭上に木が茂っているため、確かに少し薄暗くはあります。が、まだ昼間ですし、人もたくさんすれ違うので何も怖いことありません。今までの道だって同じように薄暗かったわけだし。
    「いやいや、こわい、帰る。」

    まあ……保育園で登った三合目まで来たわけだし、何も無理して頂上まで行く必要もないわけですが……なんかイヤじゃないですか?せっかく来たんだから頂上まで行きたいじゃないですか。
    しぶしぶついて来て、ハアハア言いながら登っていたくせに、僕の負けず嫌いにスイッチが入ってしまいました。
    「こわくない。行こう。」
    娘の手を引いて登り始めます。娘はいやいやと首を横に振るばかり。
    「なんで。せっかく来たっちゃけん、上までいこうよ。」
    「いやだこわい。」
    「わかった。パパが抱っこする。抱っこしていこう」
    と娘を担ぎ上げ、進みます。そのうち、娘は泣き出しました。

    泣いている娘を抱っこし、ハアハア言いながら登る……一体、何をしているんでしょう。いや、でもここでやめたら負けな気がします。っていうか何と戦っているんだという話しですが。

    「こわいこわい、いやだいやだ」

    登っても登っても、娘は一向に泣き止みません。そして、こうなったら手がつけられないのです。

    「……わかった。降りよう。」

    断腸の思いで引き返すことにしました。
    無念。四合目で断念です。

    「次は頂上まで行こうね。」
    と言うと娘は
    「いやだ。」
    「パパは途中で止めるの好きじゃないな。」
    「もう、パパいや!」


    ……まあ、正直、抱っこして登るのはしんどかったので、途中であきらめてくれて良かったんですけどね。