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    幸田村

    福岡の劇団HallBrothers・主宰幸田真洋の日記とか雑記とかいろいろ。

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    幸田真洋

    Author:幸田真洋
    劇団HallBrothers主宰・脚本・演出・役者。

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    2014.09
    07
    Category : 日記
    iPhoneのメモ帳を眺めていたら、586日前のメモに下記のようなものがありました。


    そりゃないよ吉田
    今日もいけてるね、吉田
    吉田、お前ならやれるよ


    一体何を思ってそんなメモをとったのか。
    吉田についての芝居でも書こうと思っていたんでしょうか。
    全く覚えていません。
    その頃書いていた芝居に吉田という登場人物はいませんでしたし、身近に吉田という人がいたわけでもありません。

    …なんでしょう?
    セリフの練習にでも使おうと思っていたんでしょうか。

    そりゃないよ吉田

    は一息で言おうとすると意外に難しい。「よ」が続きますからね。試しにやってみて下さい。どうです?難しいでしょう?
    「そりゃないよ、吉田」
    と切ってはダメです。一息で
    「そりゃないよ吉田」
    です。

    まあ…滑舌の練習にはなるかもしれません。

    今日もいけてるね、吉田
    吉田、お前ならやれるよ

    はどうでしょう?

    これは…特に難しくはないですね。
    滑舌の練習にはならない。

    あっ!
    …これはもしかしてタイトルでしょうか?
    なんかありましたよね?
    なんとか部活やめるってよ、ってやつ。
    と、名前が出てこないのでグーグルさんで「部活やめ」と入力していくと、「部活やめるってよ」と候補がすぐに出てきました。
    僕と同じくなんとかがわからない人がたくさんいるってことですね。

    桐島、部活やめるってよ

    面白いタイトルですよね。
    昔、本屋で見かけて、タイトルにひかれて買った記憶があります。

    今日もいけてるね、吉田

    …うーん、どうでしょう。なんかイマイチですね。

    吉田、お前ならやれるよ

    タイトルとしてはこっちの方がいい感じがします。

    青春小説
    『吉田、お前ならやれるよ』

    あらすじ
    吉田マモルは高校2年生。チビで運動も勉強も苦手。度のきつい眼鏡をかけて、ニキビ面、ガリガリに痩せていて、風貌もパッとしない。趣味はゲーム。ゲームのやり過ぎで猫背になり、青春真っ盛りなのにパッとしない地味なオーラが漂っている。
    「僕が心の底から楽しめるのはゲームの中だけだ。」
    今日もマモルは画面の前に一人、座っているのだった…

    そんなある日、マモルは駅の改札口を出たところで定期入れを拾う。
    赤いギンガムチェックの定期入れ。
    駅員に届けようとすると、背中に声がかかった。
    「ごめんなさい、それあたしの。」

    振り返るとスラリと背の高い女子高生が立っていた。そして、美人。
    「は、はい、」
    マモルはオドオドしながら、定期入れを手渡した。彼女の方が20センチは高い。まるで大人と子供だ。
    「カッコ悪い、オレ…」
    マモルは顔が赤く染まっていくのがわかった。そんな自分にますます恥ずかしくなる。
    「ありがとう。」
    女子高生はニッコリ笑った。屈託のない笑顔だった。そしてマモルは一瞬で恋をした。

    「でも僕はチビだ。彼女とはとてもつりあわない。」
    彼女はモデルのようだった。チビで痩せっぽちで地味な自分とは住む世界が違うんだ…
    マモルはそう自分に言い聞かせ、あきらめようとした。
    が、コンビニで立ち読みしようと手にとった漫画雑誌に、ふと、目が止まった。
    雑誌の中ほどにある通販広告。そこに並ぶ文字に釘付けになった。

    ブルーワーカー

    …これだ。
    これで体を鍛えあげ、逞しい男になったら…
    いや、でも、僕はチビだ。チビで筋肉だけムキムキになっても逆に気持ち悪いんじゃないのか。
    マモルの淡い希望は一瞬で打ち砕かれた。
    だが、その隣に目をやった瞬間、マモルはハッとした。

    一日十分で背がグングン伸びる

    こ、これは…!?
    鉄棒に足踏みペダルがついたような機械の写真があった。
    そのペダルを一日十分踏み続けるだけで膝に刺激を与え、背がグングン伸びるーと説明文には書いてあった。

    一日十分で背が伸び、そして筋肉もついて逞しい男になれたら、僕は…

    そのページの下には通販会社の連絡先があった。
    「まずは無料カタログから」の文字もあった。

    マモルは連絡先をスマホのカメラにおさめた。

    これは、一人の冴えない少年が、通販商品を駆使して肉体改造し、見違えるようないい男になって、あのコに告白するーという妄想を抱くが、思ったような効果が出ず、お金だけ通販会社に搾り取られてしまうという世知辛い世の現実を知り、大人になっていく青春小説である。


    …僕は一体何を書いているのでしょう。

    とにかく、よくわからないメモが出てきた、という話でした。

    おしまい。






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