ごまめのととまじり、そしてはぎしり

福岡で活動する劇団HoleBrothers主宰幸田真洋の日記とか雑記とかいろいろ。

7月。2009年も下半期に突入ですね。

2009'07.03 (Fri)

表題通り。光陰矢のごとし。2009年も残り半分ですよ。

HoleBrothersの次回公演は12月です。もちろん新作で、ぼちぼちとりかかっています。といっても「ああしよう、こうしよう」とイメージを膨らませている段階で、実際的に書いているわけではないんですけど。

ま、でも、次も楽しい芝居になりそうです。『青い体温』から引き続き、笑いをね、がんばろうと思ってたりするわけですよ。

もちろん笑い以外にもいろいろとがんばらなければいけないわけで、たとえばこりっちなんかで批判されている部分とか―6/26の記事に続き、二度目ですね。何度も触れてると、僕自身ものすごくこだわっているようですが、ま、こだわってますよ(笑)だって傷つくもん―

そういえばその点について、僕の尊敬する大先輩から指南を受けまして。

「そりゃ、おまえが悪いよ。」

というところからはじまって、しかし、それをどう捉えるか、そしてどのように対処していけばよいのかを懇切丁寧に教えてもらいました。

なんか、そういうのはとても嬉しいですね。

僕が打たれ弱いのを知っていて、わざわざ連絡してきてくれ、僕のダメな部分を指摘しつつ、今後どうすれば僕が成長していけるかについて教えてくれる。

年上の尊敬する先輩って大事ですね。

気にかけてもらえるのはありがたいし、嬉しいし、だからこそ、次の作品で成長した姿を見せねばと思うのです。

「俺らは作品で応えていくしかないよね。」

とは、くだんの先輩の名言。
哀川翔と並ぶ名言ですね(笑)
でも確かにその通り。僕らはより素晴らしい作品を作っていくしかないのです。
がーんばろ。

最近読んだ本

2009'07.02 (Thu)

表題通り。

『1Q84』 Book1・2 /村上春樹

・・・村上春樹、大好きです。ファンなので、面白かろうが、面白くなかろうが、村上春樹であればなんでもいいんです。村上節を堪能した2冊でした。


『イニシエーション・ラブ』 /乾くるみ

・・・普通の青春恋愛小説なのかと思っていたら、最後「うおっ!?」とどんでん返し的な何かがあります。これは面白かった。前半の童貞クンの描写が秀逸なのもポイントです。


『顔のない裸体たち』 /平野啓一郎

・・・文学的だなあ、と。バカみたいな感想ですが、バカなんでしょうがないです。
ホントに、文学的とはこういう角度のことを言うのだ、と思った一冊でした。短いからサクサク読めます。文学的なものに触れたい人には◎


『哀川翔 鉄砲弾伝説』 /哀川翔 谷岡雅樹

・・・ネタっぽいですが(笑)でも、ちゃんと読んでます。なかなかの名言集です。のっけからスゴイ。

哀川翔。
俳優である。自らを哀川翔としか表現しない。

ですよ。
どうですか。
そして、


高速道路じゃあ、アクセル限界まで踏み込めないでしょ。

翔という名のアクセル。


で結んでますからね。スゴイですよ。いろんな意味で。

67

2009'07.01 (Wed)

僕の体重です。表題の件ですが。67キロなんです。

・・・何の告白だよってカンジですが、現在67キロあって、危機感を募らせています。
僕の身長は165センチ。筋肉質で骨太なのもあって、ベスト体重は60キロでした。
身長も体重も中学三年生くらいから変わらずにやってきました。なのに、それなのに−

・・・ここ一年半ほどで8キロも増加してしまったのです。原因は暴飲暴食。デブですよ。

さすがにこれはいかんと思い立って、土曜日からウォーキングをはじめました。40分〜60分程度、みっちり歩いています。本当はジョギングをしようと思ったのですが、ぜえぜえ息が切れたからやめました。ちょっと走ったくらいでぜえぜえ言うのはデブの証拠ですね。ま、いいです。

土・日・月・火とウォーキングをして、さきほど体重計に乗ったら67キロ。マイナス1キロです。やった。

そういえば、なんだか足がシュッとスリムになった気がするし。
お腹まわりもシュッとスリムになった気がするし。

・・・ってたかが1キロでそう変わるもんかい、ってカンジですが、思い込みは大事ですね。
1キロ減っていたのも楽しいし。数字で、目に見えてわかるとやる気出ますよね。

ちょっと、夏に向けてがんばってみることにします。
あと、「現在何キロです。」って更新するネタにもなりますしね。

星四つ

2009'06.28 (Sun)

ともかくラーメンが好きなんです。

・・・何の告白だよってカンジですが、ここ1カ月くらい、異常にラーメンが好きです。もう、ほぼ毎日、ラーメンを食べてます。ラーメンバンクなるサイトも見つけて、暇な時にのぞいては近くにあるラーメン店をチェックしたりもしています。

きっと食べることでストレス解消したいのでしょう。煙草の代わりです(ちなみに禁煙はもうすぐ4カ月になろうとしています)

毎日毎日ラーメンを食べていると、不思議なものでただ食べるだけでは満足できなくなって、自分なりの感想・評価をノートにつけたりもしています。★印の5段階評価。★5つがMAXです。

で、今日の昼間もやっぱりラーメンを食べに行きました。有名な店だったんですが、どうも僕の舌には合わない。マズくはないけど、ウマくもない。僕にとってはごく普通のラーメンでした。

ごく普通であるならば、僕の基準では★3つなのですが、ラーメンを食べながら「これは★4つだな。」と考えている自分を発見し、驚いてしまったのです。「え?そんなにうまくないよ。」と。

僕のラーメンノートはあくまで僕個人の好みが基準のノートであるわけですから、有名店であろうとなかろうと、僕が普通だと思えば★3つなはずです。
それなのに「有名店だから」というよくわからない理由で★4つにしようとしている自分がいる。別に、どこに公表するわけでもないごくごく個人的なノートなのに、権威に負けている自分がいるのです。

ものごとをフラットに見るというのは難しいものですね。ま、僕が、という話かもしれませんけど。権威とかに超弱いですからね。

結局、かの店は★3つにしました。僕の舌は確実にそう感じていたし、僕個人のノートですから、感じたままに評価すべきだと思ったからです。

・・・とはいうものの、あまり「権威に負けないぞ」という意識が強くなりすぎると、今度は逆に過小評価しすぎてしまったりするものですから、やっぱりものごとをフラットに見るというのは難しいものですね。





赤裸々トーク

2009'06.26 (Fri)

ウチの役者のブログで―伏せる必要ありませんね。ナガシマタカノリのブログなんですが―「ぶっちゃけトーク」と題して、公演のことがいろいろ書いてありました。

大部分は彼個人の、役者としての葛藤や成長について、思いのたけを素直に書いているのですが、その中で気になる記述が。
以下―


ホント、ぶっちゃけトークですが
僕は大丈夫なんだろうかと、かなりヒヤヒヤでした( ̄Д ̄;;

Holeの芝居を観たことがある人は分かると思いますが
脚本も演出も、いつもと違う「アウェー」な感じでした

やってるうちに、ポジティブな気持ちを全く抱けなくて
コケるのではないかと思うぐらい(笑)

でも、蓋をあけてみれば
ほぼ連日、お客さんが笑ってくれて
僕個人としても、演劇やって一番手ごたえを感じた公演でした


最後の部分はいいとして、


<やってるうちに、ポジティブな気持ちを全く抱けなくて
コケるのではないかと思うぐらい(笑)>


ですよ。


<僕は大丈夫なんだろうかと、かなりヒヤヒヤでした( ̄Д ̄;;>


ですよ。


この顔→( ̄Д ̄;;


ですよ。

・・・顔は関係ないか。

まあ、タカノリに限らず、打ち上げの席で何人かの役者に聞いてみたところ
「正直、本を読んだ段階ではよくわからなかった。」
と言っていました。

タカノリが書いているように「いつもと違う」本ではありましたけど、ほとんどのお客さんは「今までの中で一番面白かった」と言ってくれていますし、本がよかったと言ってくれる方もたくさんいます。

で、当の本人としては今回の本が一番自分らしいものだと思うし、気負わずに素直に書けましたし、一番やりたかったことだったのです。


意外とやりたいことなんてできていないものですよ。少なくとも僕はそうでした。


だって僕と役者とだって、上記のように面白いと思うものに対してズレがあるわけじゃないですか。
そして一応、劇団ですからね。僕は主宰で演出で作家ですけれど、だからといってすべて思い通りにやれるかというと、そんなことはないのです。ま、このへんは性格によるとも思いますが、僕はビビリですし、優柔不断ですし、長いものは巻かれるタイプです。ちょっとでも役者がつまらなそうな顔をしたり「これ、どうかなあ?」と苦言を呈してくると「ああ、うんうん。じゃあ、書き直そうね。」とぽっきり折れるタイプです。端的に言うと器が小さい。

しかし、それもどうなんだろう。32歳になるというのに、いつまでも小物でいいのかと、一念発起した公演だったのでした。今回は。10周年ですしね。

ロングランシアターと演劇フェスティバルを経験したのも大きかったかと思います。

あの頃は、ムダな気負いばかりありました。すごいものを作ってやると意気込んでいましたが、それっていうのは結局、まわりから「すごいですね。」と言われたい虚栄心でしかなくて、そんなやつにすごいものなど作れるわけないじゃないですか。

ま、なんでしょう、端的に言うとカッコウばかりつけていたわけですね。

で、終わってみて・・・いろいろ複雑な思いはあったんですが、端的に言うとホッとしたのです。

どうですか。

端的に言うと、器が小さくて、
端的に言うと、カッコウばかりつけていて、

で、終わってみて、端的に言うとホッとした。

端的に言うと無理してた、ってことですよね。

そういうことなんです。

で、まあ、無理はすまい、と。

前々回の西鉄ホールでの公演から今回の『青い体温』まで1年2カ月開いたのも、いろいろと葛藤があったわけですよ。

その間、ある著名な劇作家の方とお話しする機会をいただき、ズバッと本質的なことを言われたりして・・・

自分が本当に書きたいものを素直に書こうと思ったのでした。
もうなんか、少年マンガみたいですけど、弱い自分を変えるために禁煙なんかも始めたりもして。

どうですか。このいじましさ。

でも、そういういじましい努力―禁煙したからといって面白い本が書けるわけではないけど、それでも何かやらずにいられないという切迫感―みたいなものが今までは足りなかったのではなかろうかと思うのです。

で、まあ、よかったですよ。今回は。評判もいいし。僕個人も久しぶりに強い達成感を得ましたし。

課題はいろいろありますけど、次につながる何かをつかめた感じがします。

ま、あの、こりっちなどでは大変なダメ出しを書いてくれている人もいたりするんですけど。
別に本当のことなので「あ、すいません。」としか言うしかないです。
ビビリなんでね、どきどきしたり、苦悶したりはしますよ。

けど、それをふまえて、次作からがんばればいいかと。
こう思えるのも、自分のありのままを素直に書けたからなんでしょうけど。
『青い体温』の主人公・藤原は僕自身の投影ですし、どうしようもない自己顕示欲とかプライドとか、僕そのものですから。ほんと、恥ずかしいヤツだとか自分でも思うんですけど、認めてしまえば、あとは成長していくしかないじゃないですか。
そういう意味でも、今回の作品は僕にとって、必要な・通過しなければいけない作品だったのだと思います。そういうのはお客さんにとって関係ない話ですけど。

そういうわけで、ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。次回は12月です。また是非、劇場へ足をお運び下さい。





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